イメージング ソリューション

フォトイメージング

 「撮影」から「出力」に至る、写真に関わる製品・サービスを提供

光学・電子映像

デジタルカメラや交換レンズ、テレビカメラ用レンズなどを提供

事業機会

  • スマートフォンの普及による画像ショット数の増加とプリントニーズの拡大
  • 新興国におけるインスタントフォトシステムの需要拡大
  • ミラーレスデジタルカメラの性能向上による一眼レフカメラやスマートフォンユーザーの切り替え、獲得
  • IoT化の進展、セキュリティの重要性増大に伴うレンズ需要の増加
  • 映像の4K、8K化による高性能レンズ需要の増加

リスク

  • ハイエンドミラーレスデジタルカメラ市場の競争環境の激化
  • スマートフォンのカメラ性能の向上
  • 競合他社の技術向上による高性能産業用レンズ市場の競争環境の激化

競争優位性

フォトイメージング

  • 入力(撮影)から出力(プリント)までのサービスを提供できる総合力
  • リーディングカンパニーとしての強固な市場ポジション

光学・電子映像

  • 自社開発のキーデバイスと独自の画像設計技術により、小型軽量や優れた色再現性を実現するAPS-Cサイズとラージフォーマットの2種の独自製品ラインアップ
  • 高度な光学技術や精密加工・組み立て技術

◆2019年3月期の概況◆

 連結売上高は、すべての事業の売上が堅調に推移し、3,869億円(前年度比1.0%増)となりました。営業利益は、販促・宣伝費や研究開発の投資などにより、511億円(前年度比8.4%減)となりました。
 フォトイメージング事業では、インスタントカメラ“チェキ”シリーズやチェキ用フィルムなど、撮影したその場で写真プリントが楽しめるインスタントフォトシステムの販売を中心に売上が増加しました。インスタントフォトシステムでは、グローバルでのプロモーションが奏功し、欧米を中心に世界各地で売上が増加しました。
 光学・電子映像事業の電子映像分野では、デジタルカメラ市場が縮小する中、「FUJIFILM X-T3」などのミラーレスデジタルカメラ全体の売上が対前年で増加しました。また、好調なミラーレスデジタルカメラの販売により、交換レンズの売上も増加しました。光学デバイス分野では、車載用など各種産業用レンズを中心に販売が堅調に推移しました。

フォトイメージング

(売上高 2,575億円)

主な製品・サービス

インスタントフォトシステム
出力材料

 写真プリント用カラーペーパー・薬品
 インクジェットペーパー・インク
 サーマルペーパー・リボン
出力機器
 ミニラボ(銀塩方式・インクジェット方式)
 サーマルフォトプリンター
ラボ・プリントサービス
 フォトブックなどの付加価値プリントサービス
 写真プリントサービス
撮影感材
 カラーネガフィルム
 リバーサルフィルム
 「写ルンです」

「instax SQUARE SQ20」
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「instax SQUARE SQ20」

2019年3月期 業績のポイント・主な取り組み

  • インスタントカメラ“チェキ”とチェキ用フィルムのインスタントフォトシステムの販売が好調に推移
  • チェキの2019年3月期累計販売台数は1,002万台
  • 付加価値プリントビジネスでは、写真をスタイリッシュなインテリアとして壁に飾って楽しめる「WALL DECOR」の販売が好調に推移
  • 2019年2月に写真クラウドサービス「FUJIFILM PhotoBank」を発表。2019年度にサービスの提供を開始

光学・電子映像

(売上高 1,294億円)

主な製品・サービス

デジタルカメラ「Xシリーズ」
ラージフォーマットセンサー搭載
ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」
デジタルカメラ用交換レンズ
テレビカメラ用レンズ・シネマレンズ
監視カメラ・監視カメラ用レンズ
プロジェクター・プロジェクター用レンズ
車載用レンズ

「FUJIFILM X-T3」

「FUJIFILM GFX 50R」

「FUJINON
Premista28-100mmT2.9」

2019年3月期 業績のポイント・主な取り組み

電子映像分野

  • 高速・高精度のオートフォーカス機能と、高い動画性能を搭載した「FUJIFILM X-T3」や、小型軽量・高性能「FUJIFILM X-T30」の販売が好調に推移
  • ラージフォーマットセンサー搭載ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50R」は、独自の色再現技術などによる超高画質と、レンジファインダースタイルの採用が好評で販売が好調に推移


光学デバイス分野

  • 2019年2月に「FUJINON レンズ」の光学技術を結集した「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」を発表。2019年度に販売開始し、プロジェクター市場へ新たに参入 

TOPICS

ユーザーのニーズをとらえ、進化を続ける「instax」

「instax mini LiPlay」
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「instax mini LiPlay」

 インスタントフォトシステム「instax」シリーズは、1998年の発売から20年以上世界中で親しまれています。現在では、世界100ヵ国以上で展開し、10-20代のデジタルネイティブ世代を中心に人気を博しており、その販売台数は2019年3月期に1,000万台を突破、発売から累計で約4,500万台を記録しています。
 富士フイルムはこれまでに、ユーザーのニーズに応え、「撮ったその場ですぐにプリントが楽しめる」という特長はそのままに、毎年さまざまな新製品を開発・販売し、instaxならではの新たな価値を生み出してきました。
 2019年6月に発売した「instax mini LiPlay」は、新たに写真とともに音声を記録できる「サウンド機能」を追加。さらに、グローバルでユーザー調査を徹底的に行い、小型・軽量、スマートフォンからのプリントなどユーザーが求める機能を搭載した“究極”の「instax」と言える製品です。
 「instax」の世界を広げ、さまざまなシーンでお楽しみいただける写真の新たな使い方を提案することで、安定的な収益を生み出すとともに、「撮る、残す、飾る、そして贈る」という写真本来の価値を伝え、写真のある生活で人生を豊かにしていきます。